こんにちは。福岡県宗像市の家族葬専門葬儀社の森の庵です。
当コラム、家族でお葬式では、家族葬や葬儀に関する基礎知識をわかりやすく解説しています。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
家族葬の流れは一般葬とほとんど変わりません。
今回は家族葬での基本的な流れについて詳しく解説します。
最後まで読めば家族葬の流れを把握でき、スムーズに進行できるはずです。
家族葬ならではの注意点についても解説を加えていますので、ぜひ最後まで内容をチェックしてくださいね。
家族葬の流れは一般葬と変わらないけど自由に変更できる
家族葬の流れは一般的な葬儀とほぼ同じです。
基本は一般葬と同じようにお通夜と告別式の2日間かけて執り行われますが、定められた形式は特にありません。
状況によって不要な工程を省くなど、家族葬はある程度自由に変更が可能です。
家族葬の基本的な流れ
つづいては家族葬の基本的な流れについて確認しましょう。
宗教や宗派によって異なる点もありますが、ここでは仏式で執り行う場合について解説します。
1.ご逝去後、故人のご搬送・安置
ご逝去後、故人を病院の霊安室から自宅もしくは安置施設へご搬送します。
ご搬送は葬儀会社に依頼しましょう。一般的にご搬送を担当した葬儀会社に葬儀も依頼します。
自宅にお連れしない場合でも、ご搬送の途中で自宅の前や生前好きだった場所などを伝えると可能な限り立ち寄ってもらえます。
2.近親者への連絡
近親者へ連絡をします。家族葬で執り行う場合、まずは参列を依頼する近親者から連絡しましょう。
血縁があっても参列を依頼しない場合、このタイミングでの連絡は控えるのが一般的です。
また、香典や供花を断る場合には葬儀の連絡の際にあわせて伝えるようにすると、後々トラブルになりません。
家族葬に誰を呼ぶか迷ったら、以下の記事を参考にしてみてくださいね。
3.葬儀社との打ち合わせ
葬儀社と具体的な打ち合わせや段取りを決めます。
打ち合わせの場所は自宅または葬儀会社で、遺族と葬儀会社のスタッフで行います。
コロナ禍の昨今では、電話やオンラインでの打ち合わせを設けている葬儀会社もありますので、問い合わせてみるといいかもしれませんね。
4.通夜
通夜を執り行います。主な流れは一般葬と変わりません。
家族葬では費用を抑えたい、参列者の負担を減らしたいなどの理由から、通夜を省略する場合もあります。
葬儀社によっては通夜での会食を弁当にしたり、精進料理にこだわらない料理に変更したりすることも可能です。
また、最近では新型コロナウイルス対策で会食を省略するケースも増えています。
当葬儀社では遺族の意向に合わせて、故人の好きだった料理を振る舞うこともできるので、ぜひご相談ください。
5.告別式
告別式も通夜と同じく、一般葬とほぼ変わらない流れで執り行います。
- 開式
- 僧侶による読経
- 弔辞・弔電の紹介
- 焼香
- 棺にお花入れる
- 閉式
という流れが一般的です。
6.葬儀後の手続き
告別式閉会後は時間を置かずに出棺し、火葬、お骨上げが行われます。
その後はもう一度葬儀会場へ戻り、還骨法要を行います。
さらに最近では、繰り上げて初七日法要や精進落しまで終わらせるケースが増えています。
まとめ:家族葬は流れも遺族の意向で変更できる
家族葬の流れは一般葬と基本的には変わりません。
しかし一般葬よりも自由度が高く、流れの変更も可能なため、希望がある場合は依頼する葬儀会社に相談してみるといいでしょう。
- 家族葬の流れは一般葬と変わらない
- 遺族の希望によっては流れの変更もできる
家族葬の流れをきちんと確認しておき、故人との別れの時間を穏やかに過ごしたいですね。